「自己紹介」という儀式。

self-introduction.つまり「自己紹介」のこと。
人とコミュニケーションを取るはじめの一歩なんだけど、これが最も難しい。仲がいい人であれば、気軽に、壁を感じることなく意思疎通できるのだが、初対面の人と接する時にはかなり「頭」を使う。

 

なぜかというと、初対面であればその人が「どんな人」か覚えなければならないからだ。

 

「名前は〜さん」「出身は〜」「年齢は〜」「〇さんは、〜が趣味で、〜が好き」

 

質問が多い上に、その「答え」というものはその人を知る上でかかせないもの。だから初対面の人と関わる時は労力を使う。

 

みなさんは自己紹介の時間は好きでしょうか?僕は、自己紹介が嫌いです。あのなんともいえない"儀式だった"しきたりのようなものは、どうも受けつけない。

 

それでも、僕という人間は1回だけしか出逢ったことがない人間の顔さえなかなか忘れられない。なぜだろう。

 

やっぱり好きなのか?

 

人との出逢いは素敵だと思う。不思議な縁があるというのも信じる。でも、僕は心の底から人間というものを信じれないのだ。

 

アンビバレントな思考が、自分の頭の中をミミズのように這う。