学校に行って、何を学ぶ

「学校へ行って何を学ぶべきか?」

 

これを読んでいるあなたであれば、どう答えるだろう。

 

僕は、"教師から教えられるもの以外のもの"を学ぶべきだと考える。

 

だからといって、授業を聞かなくていい…というわけでは決してない。学校で教えられることは、"一人で生きていく"ための知識だ。

 

では、なぜ教師から教えられること以外のことを学ぶべきなのか??

 

それは、そこから得た知識は、"自分にしかない気付き"だからだ。

 

教科書に書かれているようなものは、長年人間が「正しい」と思ったものを集めたものにすぎない。1度そこから目を離さなければ、「独創力」が生み出されるわけが無い。

 

 

例えばの話だ。あなたは、学校の「集団行動」は無駄だと思うだろうか。

 

「無駄なんじゃない?」

 

ほんとにそうだろうか。


集団行動で「集団」を意識させられたからこそ、私たちは「個人」というものを意識でき、その結果が今の「個の時代」ではないだろうか。

 

私たち人間は、何かあればすぐ周りの人や、環境のせいにする。

 

しかし、本当に考えるべきことは

 

「"何が"」「"どうやって"」私にそう感じさせたのか?

 

ということだ。

 

他人がいなければ私たちは「孤独」を感じられないように、学校がなければ「個」を意識できないし、社会に出た時に「自由だなぁ」だと認識できないだろう?

 

 

教師は、本当は生徒の「自立」のために、このようなことに気づかせるために、教える専門教科以外にも「問いかけ」を沢山してやるべきなのだ。

 

学校へ依存しないためにも、「こーすればあーなるでしょ?」という単純な思考を止めるのだ。そこから段々「自分らしさ」というものを意識出来る。