外国の境界線

僕は、人と話していると、自分の中で「こんな考えがあったのか?! 」と驚く時があります。みなさんはそんな瞬間はあるでしょうか?

 

今回は、皆さんに「ハッ」とするような体験をしてもらえるような、楽しく読める記事にしたので、ぜひ最後まで読んでください!

 

1.価値観の違いで遊ぼう!
「対話」っていうものは非常に面白いものでして、その面白さを語る前に、軽く「価値観」っていうもので遊んでみましょう。僕の次の質問について《2分》ほど皆さんの中で考えてみてください。そして、自分の中で答えが出たら下へスクロールしてください。

 

 

「あなたにとってどこからが外国ですか?」

 

 


考えれましたか?

 

実は、この質問は僕の所属する部活のある先輩からされた質問なのですが僕はその時、こう答えました。

 

ボク「日本から外のことじゃないですか?」


ほとんどの人はこの僕の回答と同じではないでしょうか? もちろん僕と答えが違う人もいて、「なんでその答え?」となる人もいると思うのですが、突然この質問を投げかけられて人間が答えられる内容って、ほんとにこの程度です。そして先輩はまた、こう呟きます。

 

先;「普通に考えるとそうなんだけど、僕の答えは違うんだよね」
ボク「じゃあなんですか?」
先;「僕は外国っていうのは、「自分」以外の世界のことだと思ってる。つまり自分を取り巻く環境全てのこと」


この先輩の答え。僕はすごく面白い答えだと思っています。普通にイメージする「外国」っていうのは、僕の答えたように日本以外のことを指すのではないでしょうか?例えば、行ったことのない国があなたにあるとすれば、その国はあなたにとって「未知の世界」だと言えるし、そこに行けば自分の見える世界も変わるだろうと期待するでしょう? でも、先輩の答えからこう考えることもできるんです。

 

私たちほとんどの日本人は、「日本以外の国に行く」「日本人以外の国の人と話す」ことで最大限の価値を感じ、日本では「外国に行く」ほどの大きいインパクトを感じないと思っている。けれど、日本の中でも、日本人同士で関わる中でも、それと同等の「価値観の違い」というインパクトを受けれる。


どうでしょう?かなりあなたの中の「外国」というものの言葉のイメージは変わったのではないでしょうか? ここまで読んで頂いたエピソードの1連の流れは、僕と先輩(今でいうと僕と皆さん)が「議論」でも「会話」でもなく、「対話」をしてきたから、感じれたことなのです。

 

2.「対話」することの必要性
「対話」をしたからこそ、上のエピソードのようなハッと驚くような価値観を感じれる と僕は言いましたが、まず、「対話」というものは「議論」や「会話」となにが違うのでしょうか? 

 

議論:考え方をぶつけ1つの答えを導く
会話:楽しむ為の言葉のやりとり
対話:特定のトピックに関して、お互いの意見の違いを理解し合い、質問によって相手の知性を引き出す


対話において、どこが他の2つと違うというと、対話には「質問」というものを必要とすると同時に、「知性を引き出してあげる」という 相手を尊敬する姿勢がある所です。

 

あなたは普段、誰かに質問する際に「相手の知性を引き出してあげよう」と思って質問していますか?相手を打ち負かせようと思って怒りの感情任せに質問していませんか?例えば、顔を「ぷーっ」というように膨らませて。😡

 

相手にgiveする(与える)ということを意識するだけで、僕が初めに「外国」の例を挙げたように、自分も相手も新しい価値観に出会うことができる時間 つまり自分にとっても相手にとっても、win-winな時間を産み出すことができるのです。この時間が僕が人と話す中でめちゃくちゃ面白い時間なんです!!

 

これを、この記事を読んでいる皆さんにも感じて欲しいと思い、僕が持てる限りの言葉で書かせて頂きました。伝わったでしょうか?

 

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