「責任」を誰にも与えない世界を見よう。
あなたはネガティヴな性格を持っているでしょうか?
僕は、凄くネガティヴなのですが、最近ネガティヴを良いものとして捉えることが出来るようになってきたので、もし"ネガティヴ"に苦しんでいる人がいれば参考にしてください!
1.ネガティヴってなに?
**打ち消す内容をもっているさま。否定するようなさま。 **
ググッてみると、このように書いているが、なんとなくイメージしにくいので、僕の性格から「ネガティヴ」はどういう人のことを言うのか紐解いてみる。
ちなみに僕はこんな性格。
1.新しい環境に馴染みにくい
2.他人の言葉に敏感
3.ネガティヴな出来事を引きずりやすい
4.他人が悲しい気持ちだと、自分も悲しい気持ちになる
5.向上心や挑戦心が高い
僕は、1年前くらいまではネガティヴな自分の性格が大嫌いでした。新しいことに挑戦するのは好き、だけど、傷つきやすい。
自分は挑戦することに向いていないのかな。
そんなことを幾度となく考えていました。挑戦とは、孤独になることでもあって。泣きながら電車に乗って夜道を帰る日もありました。思い出したくなくても、自分の脳裏に染み付いてしまっている記憶です。
最初にネガティヴを良いものとして捉えることが出来たとありますが、ネガティヴを克服したと書かないのには理由があります。
なぜなら、性格というのは、追加することはできても、無くならないし、変えることも出来ないからです。
僕の性格を先程挙げましたが、あの性格は、死ぬまで一生、自分の影のように付いて離れない、ずっと背負っていかないといけないものです。
これを読んでいるあなたもそうだと思います。
ネガティヴな性格を克服できたと言う人は1人もいないでしょう。もし居るならば克服できたと意味づけることができただけでしょう。
では、どうしたらネガティヴを良いものとして捉えることが出来るかを、次にお話しましょう
2.私たちは、どの世界に立つべきか
私たち人間は、物事が2面あったとき、どちらか1面に立とうとしがちである。ということを何度も言ってきました。
自分と他人。正義と悪。ポジティブとネガティヴ。
この世の中には、色々な「2面性」がありますが、この世界を"2面性"で捉えていては、いつまで経ってもネガティヴからは抜け出せません。
特に、「自分の世界」と「他人(他の世界)」という世界の切り離し方は一番ループに入ってしまう思考だと感じています。
ネガティヴな性格な人がループにハマって逃げ出せないのは「責任」が1つの大きな原因でしょう。
例えば、上にあるような世界の見方では、結果として「自分」か「他人」に責任を押し付けることになります。
「こういう行動を起こしたから、あなたは悪で、私は正義なんだよ」
と、辛いことがある度に、このような判断を常に繰り返します。
ネガティヴから抜け出すには、責任を、自分も他人も含んだ「世界」に持ってこないといけません。
ネガティヴな人は、自分に責任を押しつけがちです。しかし、責任というのは他人にもあるし、その瞬間にも影響があります。
例えば、あなたが酷いことを言われたとします。ネガティヴな人であれば、私の悪いと思う部分を探します。しかし、その酷いことを言った人は、本当に私の悪いところだけを指摘しようと怒ってるのでしょうか?
その人は、家庭環境が荒れていてストレスが多いのかもしれない。私の言った言葉が、その人の辛い過去と結びついたのかもしれない。こんなことも考えることが出来るはずです。
そして、こういう考え方ができると、その酷いことを言った人は「嫌いな人」ではなく「興味のある人」に変わります。「なぜそんな酷いことを浴びせるのか?どんな環境がそうさせたのか?」嫌いな人でも、質問をせずにはいられなくなります。
これが、僕がネガティヴを良いものとして捉えることが出来た理由です。
辛いことは、この先も辛いことでしかありません。世界の見方を変えて、ネガティヴを自分にしかない個性として、輝かせましょう!