もう何もすることない!病

「やりがいの搾取」

 

僕が、一番コロナウイルスで被害を受けたと思うことがこれだ。

 

僕は国際交流の団体のリーダーをしているのだが、皆のやりがいが搾取され過ぎて困っている。

 

例えば、SNS
なぜコロナ禍でSNSの返信が遅れる人が多いのだろうと自分なりに考えてみた。そうすると、このような結論が出た。

 

SNSしかコミュニケーションツールがない

小規模のグループで、仲がいいグループであれば「すぐに返そう!」となるのだが、それが何十個もあると「返すのだるい😔」となってしまう。

 

必死にSNS以外の方法を探してみるのだけど、やはりSNSしかないという真理に辿り着いてしまう。

 

また、それ故に情報も多く流れてくる。情報をめげずに吸収出来たものが、自分を変えるきっかけを持ち、吸収出来なかったものは、どんどん周りに置いていかれる。

 

挑戦出来ないものは、置いていかれる。

 

これはコロナになってから気付いたことではない。コロナになる前から、自分は「みんなの挑戦をもっと繋げるべきだ!共有するべきだ!」と強く主張して来た。

 

コロナウイルスが流行っても、褪せない「軸」を立てることができた。つまり、その団体の中で「どんな環境でも大切なものは何か?」ということを、批判されながらも一生懸命考え続けた結果だと思う。

 

国際交流団体でありがちなのは、日本人同士の交流の機会を疎遠にすること。これは、大変もったいないことだ。

 

あなたは外国に何を求めるだろうか?


もし、「新しい価値観を得るため」などと言っているなら、もう一度自分の住む国を、周りの人々をいつも以上に詳しく見て欲しい。

 

同じ日本に住んでいるからといって、同じ価値観や常識は通じない。

 

説明しなくても分かるだろう。


別に新しい価値観を得るために外国へ行くことを否定している訳ではない。それは本当に外国に行かないといけないのか?このことを、もう一度深く自問自答して欲しい。

 

そして今、僕の所属する団体では、まだこのことに多くの人が気付けていない。

 

コロナで外国へ行けなくなり、プログラムが相次いで中止になり、「もう何もすることない」病にかかっている。

 

僕はリーダーとして、一瞬でも早く皆に真理に辿り着くようアプローチし続けるつもりだ。

 

あなたは「何もすることない」と嘆いていないだろうか?本当に、今すべきことは失われてしまったのだろうか?


ぜひあなたの答えを、持って過ごして下さい